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大山 巌
1842 - 1916
[ おおやま・いわお ]
元老、陸相、満州軍総司令官、元帥陸軍大将、西郷隆盛、従道の従弟
エピソード 1大正何年かのある日、ある外務大臣を囲む宴会で、誰かがこう言った、
人間が大きいという点では、大山巌が最大だろう。別の誰かがこう言った、いや西郷従道の方が大山の五倍も大きかった。
するとまた別の誰かがこう言った、その従道でも兄の隆盛にくらべると月の前の星だった。
みんな、気が遠くなったという。星の五分の一ほどの大きさの大山ではあるが、日露戦争の頃には、年輪を重ねていい味を出していた。
遼陽の日本軍と奉天のロシア軍が沙河付近で激突、総司令部が騒然としているとき、
お昼寝から目覚めて部屋をのぞいた総司令官の大山が一言こう言った、
児玉さん、今日もどこかでゆっさ(いくさ)がごわすか。
ピリピリしていた参謀たちの表情に明るさがもどった。
エピソード
近代史が戦争の歴史なら、彼こそが「歩く近代史事典」。
薩英戦争、戊辰戦争、西南戦争、日清戦争、日露戦争と、5つの戦争に従軍している。
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。
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