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ムッソリーニ逮捕
1943/07/25
~ あああ ~
あああ
taro's トーク
ああああああ
引用国王は、首相ムソリーニを居室にまねいても、これまでのように椅子をすすめず、おかげで二人は立ったまま話す形になっていた。
そして、首相ムソリーニが戦況や大評議会について語り、やおらヒトラー説得による戦局打開構想にふれようとすると、
それまでもいらいらした様子で口をはさんでいた国王は、大評議会の議決の意義は重い、と述べたあと、
「アルプス旅団ではやっている歌をご承知か。こんな歌だ」
ムソリーニをやっつけろ、
仲間を殺したあの男を
玄関に出ると、憲兵大尉ヴィグネリが近づき、国王に閣下の身辺護衛を命令された、同行願いたい、といって、救急車を指さした。
首相ムソリーニと秘書チェザレが、不要だと述べたが、大尉は、命令ですと主張して、救急車の後部ドアをひらいた。
炎天下での駐車だったので、とたんに熱気が噴出した。
「この連中ものるのか。よけい暑苦しくならんか」
首相ムソリーニは、まわりをとりまく六人の逮捕要員を眺め、うんざりした様子で質問した。
要員たちも浮かぬ顔を示したが、大尉は、かまわん、早く乗れ、と、一同を救急車におしこんだ。
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。
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