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ユーゴ、反独クーデター
1941/03/27
~ あああ ~
あああ
taro's トーク
ああああああ
引用三月二十七日―
まず午前十一時に日独外相会談がおこなわれたが、その一時間半前、午前九時三十分、ヒトラーは意外な報告をうけた。
「三国同盟」参加が発表されたあと、ユーゴ国内の各地で反対運動が展開されているとのニュースが伝えられていたが、
前夜、首都ベオグラードで空軍によるクーデターが発生した。
摂政パウルとツベトコヴィッチ内閣は倒れ、未成年(十七歳)の国王ペテル二世が「成年に達した」旨が宣言され、
次いでその即位が発表された、というのである。
【中略】
・・・・・・新首相には“共産主義者”とみられる空軍司令官D・シモヴィッチ中将が就任し、直ちに組閣した。
・・・・・・ドイツ領事館にデモ隊がおしかけ、ドイツ旅行社の事務所は破壊された。
スウェーデン公使館員がドイツ人と誤認されてデモ隊に襲われ、負傷した。
・・・・・・英国領事館、米国領事館も襲撃され、いずれも国旗が引き裂かれた。
・・・・・・デモ隊は『赤旗の歌』をうたっている。
・・・・・・新政府は「三国同盟」加盟は批准せず、代わりに不可侵条約をドイツと結ぶ意向を表明している。
【中略】
「これは明白な裏切りだ。だが、敵がいま素顔をさらけだしてくれたのは、われわれにとっては好都合だ」
【中略】
対ギリシャ作戦『マリタ』や対ソ作戦『バルバロッサ』が発動されたあとでユーゴに内紛が発生しては、
後方を脅かされて両作戦に影響をうける。
いまのほうが処理しやすい、との表意である。
「ユーゴは膺懲されねばならない。いや、抹殺しておくべきだ」
ヒトラーの双眼に暗い怒りの炎が燃えあがり、主要幹部会議の招集が指示された。
引用ヒトラーは、ユーゴ作戦を電撃的に遂行するには強力な兵力の投入が必要になる、と指摘して、言明した。
「このため、『バルバロッサ』作戦は四週間ほど延期せねばならないだろう」
会議の前に協議した統帥局長ヨードル大将の献策による発言であったが、この作戦延期命令は、
のちに対ソ戦だけでなくナチス・ドイツの命運を左右する誤判断として回顧される。
四週間の延期は、例年よりも早いソ連の冬期の訪れと連結して独軍の敗北をさそい、ひいてはドイツの敗戦の主因になるからである。
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。
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