|
大西 瀧治郎
1891 - 1945
[ おおにし・たきじろう ]
軍令部次長、第1航空艦隊司令長官、海軍中将
エピソード 1大西は「特攻の父」とか「特攻生みの親」といわれる人物だ。
不屈の闘将であると同時になかなかの人格者でもあったらしい。
ところが、終戦直前、彼の精神は変調をきたす。
広島、長崎への原爆投下とソ連の参戦で、もはやポツダム宣言受諾やむなしとなったとき、
陸軍を中心とした戦争継続派はいろいろ策謀を試みたが、中で突出していたのが大西の「2000万人特攻計画」。
なんと人口の4分の1を特攻にふりむけようというめっちゃくちゃな作戦を、彼は必死で要路に説いてまわり、
米内海相からはきついお叱りもうけている。
特攻などという道理を逸脱したことを行なった反動と考えると、彼もまた哀れな存在ではあるが、
それにしても彼は、この計画を実行すれば多少とも英霊たちを慰めることができると考えたのだろうか。
※ 「クリック20世紀」では、引用部分を除いて、固有名詞などの表記を極力統一するよう努めています。
「大西瀧治郎」は「大西滝治郎」とも表記されることがあります。 「大西瀧次郎」「大西滝次郎」は表記に誤りがあります。 http://www.c20.jp/
おたよりはこちら |